感染症

【保険適用が】新型コロナにイソジン【難しい?】

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大阪の吉村知事がイソジンでのうがいが新型コロナウイルスへの効果を会見で話されていましたね。

新型コロナウイルスへの効果の是非はさておき、テレビで言ったものだからイソジンの流通がえらいことになってます。

ドラッグストアで完売

8月4日の14時頃の会見後にドラッグストアのイソジン、成分ポビドンヨードを含むうがい薬の在庫が無くなりました。

会見をみていた暇な方々が一斉に買いに走ったようです。

トイレットペーパーやティッシュペーパーもそうでしたが、不確定な情報に踊らされて買い占めを行う層は昼間から暇を持て余している方々のようですね。

調剤薬局への納入時期未定

会見の影響はドラッグストアだけではありません。

調剤薬局においても影響は甚大です。

8月4日15時時点で通常通りイソジンガーグルを発注しても納品時期は未定となっています。

医院へ受診したついでにイソジンを頼む人もいましたが、在庫がないため渡すことはできません。

イソジンうがいで頻回にうがいをするのは正しい?

イソジンでのうがいは何年も前から有用性が疑問視されてきました。

口内の常在細菌を全て死滅させてしまう可能性があり、元々の細菌叢のバランスを崩してしまう可能性があります。

また、アルコールが含まれていることによる脱水作用にて口内の乾燥が引き起こされることもあり得ます。

ただし、20名の患者に対して歯周縁下細菌叢に及ぼす影響を検討した論文が1996年の日本歯周病学会で発表されており、全てを否定するのは難しいところがあります。

うがい薬は単独での処方は保険適用外となる場合があります

数年前から、うがい薬単独での処方は原則保険適用外とされています。

これは予防目的での使用の場合であり、治療目的であれば以前までと同様に保険適用での処方が可能となっています。

ただ、イソジンガーグルの場合、効果効能が

咽頭炎、扁桃炎、口内炎、抜歯創を含む口腔創傷の感染予防、口腔内の消毒

となっており、普通の内科で処方されるものはほぼすべて感染予防にあたりそうな気がしますね。

歯科であれば口腔内の消毒目的とかは考えられるんですが。

 

何にせよ、自費の処方であれば問題はありません。

どうしても保険を使う場合は『治療目的のためうがい薬処方』という文言を処方せんに入れておくようにしましょう。
これは医科、調剤どちらも必要なレセプトコメントです。

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