私は元々マンガを読むのが好きで、良く買っていました。
一時期は週刊ジャンプを購読していて、毎週月曜日の仕事終わりにコンビニで買って帰るのが唯一の楽しみだったときもあります。
最近では電子書籍が増えてきて、さまざまなアプリでマンガが読めるようになってきましたね。
たくさんあるアプリの中で、今回はピッコマを紹介したいと思います。
年齢が近い方はハマるんではないでしょうか。
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目次
おすすめマンガその1:俺だけレベルアップな件
-作品紹介-
十数年前、異次元と現世界を結ぶ通路”ゲート”というものが現れてからハンターと呼ばれる覚醒者たちが出現した。 ハンターはゲート内のダンジョンに潜むモンスターを倒し対価を得る人たちだ。しかし全てのハンターが強者とは限らない。 人類最弱兵器と呼ばれるE級ハンター「水篠 旬」 母親の病院代を稼ぐため嫌々ながらハンターを続けている。 ある日、D級ダンジョンに隠された高難易度の二重ダンジョンに遭遇した「旬」は死の直前に特別な能力を授かる。 「旬」にだけ見えるデイリークエストウィンドウ…!? 「旬」ひとりだけが知ってるレベルアップの秘密… 毎日届くクエストをクリアし、モンスターを倒せばレベルアップする…!? 果たして「旬」ひとりのレベルアップはどこまで続くのかーー!!
毎週金曜日更新のマンガです。
原作は韓国で、単行本も発行されています。
ピッコマ内のランキングでもほぼ1位を独占しているほどの人気です。
いわゆる『俺つえー系』のマンガです。
最近は異世界転生ものが非常に多く、異能バトルがテンプレのようになっていますが、この作品も例外ではなくそれに属します。
縦読みを上手く使っている作品のひとつ
このマンガが良く売れている理由のひとつが、縦読みというところでしょうか。
従来のマンガは電子書籍にした場合は横スクロール、もしくは縦スクロールでページをめくっていくスタイルが基本となります。
しかし、本作では縦にスクロールを行い、読み進めていきます。
このときページ区切りは明確ではなく、シーンごとに繋がりがあるようにさえ錯覚するほどです。
これにより、読者はマンガを読んでいるというよりも、動画をみている感覚に近い状態となるのでしょう。
従来の単行本スタイルであれば、おそらく話のつながりが分かりにくく、下手をすると作品として破綻する可能性さえ出てきます。
本作、『俺だけレベルアップな件』は縦読みに特化した構成をしており、非常にうまくまとまっていると言えます。
作画が非常にキレイ
時折、他の作品で作画が崩壊しそうになっているのを見ると、読み進める気が失せてしまうのは皆さんも経験があると思います。
本作は作画に関しても非常に高いレベルでまとまっており、作品初期と比べて雰囲気は少しずつ異なってきていますが良い意味で洗練されていると感じます。
おすすめマンガその2:リターン~ある外科医の逆襲~
-作品紹介-
いじめや借金まみれのつらい人生を歩んできた外科医「五十嵐・徹」。死を決心し一人酒を飲んでいると、不思議な女性に一杯の酒を勧められ、そのまま眠りにつく。そして目を覚ますと中学生になっていた。人生をやり直すチャンスを得た徹は、体を鍛え、必死に勉強する。目標は苦労ばかりの外科医ではなく、稼ぎのいい整形外科医だ!
毎週火曜日更新のマンガです。
こちらも韓国が原作となっています。
『時を遡ってもう一度人生をやり直せたら』という誰しもが考える妄想をそのままマンガにしています。
こちらも作画がキレイ
令和3年2月13日現在61話までUPされていますが、今のところ作画は安定して高いレベルで描かれています。
『俺だけレベルアップ』に比べると躍動感は無いですが、シーンに合わせた表情が描かれているので違和感なく作品を楽しむことができます。
医学的な部分が抽象的になっていることも
主人公が活躍するに当たって専門的なやり取りが描かれていることも多いのですが、あと一歩具体的な表現があればより良いと感じることもありました。
主人公に対する他の登場人物の反応が過剰だったりすることもありますが、マンガなのでこれくらいがちょうど良いのかもしれません。
おそらくは私自身が薬剤師ということもあり、妙なところに目がいってしまうのでしょう。
おすすめできないマンガ
敢えて実名は出しませんが、個人的におすすめできないマンガの特徴を紹介します。
ピッコマはどこかで連載していたマンガだけでなく、ピッコマが初公開の場であるというマンガも多数存在します。
そのため、本来であれば通る編集者の目を通らずに世に出てしまうが故にヤバイマンガも掲載されています。
少なくとも10話程度までは読んだ状態で判断をしているので、あながち間違いではないと思います。
それではいきましょう。
その1:作画が崩壊しているマンガはおすすめできない
そもそもマンガは絵ありきです。
当然、設定やストーリーも重要ですが、絵が崩壊していると何も頭に入ってきません。
前の話と顔違う?むしろ別人?など、ある話から突然作画が変わってしまっていたりすると、そこから読み進めるのは苦行となります。
中には1話目から崩壊しているマンガも存在しているのは理解に苦しみます。
その2:やたら説明が長ったらしいマンガはおすすめできない
設定を詰め込み過ぎたために、それを数話かけて説明しているマンガがあります。
確かにその設定がなければ、話を理解することが困難です。しかし、その長ったらしい設定を頭に叩き込む作業を読者に強いるのは果たして正しいのでしょうか。
『俺だけレベルアップ』でも当然固有の世界観はあり、設定は存在します。ただ、その内容を長ったらしく説明することはせず、ストーリーに沿って要所要所で明らかになっていくスタイルを取っています。
主人公が『知る』タイミングと読者が『知る』を同じにすることで主人公への共感を覚えることができ、より作品への没入感が増します。
まとめ
ピッコマに掲載されているマンガは韓国産も多く、思いのほか人を選ぶかもしれません。
マンガの縦読みという新たな手法を流行させているという点で斬新だと思います。
ただ、個人的には『何でも掲載している感』が強くて、作品の当たり外れが大きいと感じます。
時間は有限です。
面白いマンガに出会えるように願ってやみません。