スポンサーリンク
塩分の過剰摂取でむくんだり、血圧が上がりやすくなります
塩分の成分である塩化ナトリウム、特にナトリウムは体内の水分バランスを保っており、水を伴う性質があります。
血液の塩化ナトリウム濃度は0.9%となっており、細胞の内外の水分量のバランスをとっています。ナトリウムイオンで換算すると、細胞内液は15mEq/l、細胞外液(血液など)は142mEq/lとなっています。
塩分を過剰に摂取すると、血液中の塩分濃度が高くなり、それを薄めようと水分が血液内に流入、結果血液量が増加することで血圧が上昇してしまいます。
また、過剰に吸収された水分が皮下へ水分溜まってしまい、むくみの原因となるのです。
塩分の摂取量はどのくらいが良い?
持病によっても異なりますが、基準は以下の通りです。
厚生労働省の1日あたりの塩分摂取量の目標値 | 男性・・・・8g 女性・・・・7g |
---|---|
高血圧学会の1日あたりの塩分摂取量の推奨値 | 6g未満 |
腎臓病患者 | 3~6gが理想 |
人工透析患者 | 6g |
WHO世界保険機関の1日の塩分量の目標値 | 5g未満 |
基準は上の表の通りですが、実際の日本人の線分摂取量は以下の通りです。
スポンサーリンク
スポンサーリンク