何を言っているのか自分でも良く分かりませんが、とりあえずやばいです。
「トイレがめっちゃ臭い」
「玄関もやばい」
「なんでこんなに臭いの!?」
「臭いどうにかして!」
毎朝のように我が家で交わされる会話です。
多分臭いのせい(と思いたいですが)で、語気が荒くなってます。
これは早く何とかしないと…
目次
我が家のおむつ管理状況の確認
Aprica(アップリカ)のニオイポイで、トイレに設置しています。
↓こういうのですね。
ただし、①中にセットしているのは専用カセットではなく、普通の透明ごみ袋です。
②ウンチはなるべくトイレに流していますが、取れない場合はそのまま包みます。
③ウンチの場合は市販のビニール袋に入れますが、おしっこの場合はそのまま突っ込みます。
これのどこかが臭いの元凶のはず。
素材の違いで空気の透過性が違う
生活をしていると、ポリエチレン(PE)とポリプロピレン(PP)の2種類の素材の表記をよく見かけると思います。その他、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリスチレン(PS)という素材もありますが、今回は右の2種類に着目します。
同じ構造が繰り返されているため、『ポリ~』という名称が付いています。
青色の『n』というのはたくさんありますよ、という意味です。
具体的な違いですが、赤色の部分に注目してください。
ポリエチレン(PE)はHがひとつだけですが、ポリプロピレン(PP)はCH3というものが付いています。
Hは水素、Cは炭素原子を表しています。
もう少し分かりやすくしてみます。
空気が通ろうとしたときに、ポリエチレン(PE)は障害物が無く通してしまいますが、ポリプロピレン(PP)は立体的な障害物があるため、通りにくくなっています。
ポリエチレン(PE)はポリプロピレン(PP)に比べて空気が通りやすいと考えられます。
①普通のごみ袋ではダメ?
普通のごみ袋は層の薄いポリエチレン(PE)であることが多いです。
ニオイポイは多重層にしているようなので、臭いが通りにくくなっているようです。
ポリエチレン(PE)だけでは簡単に臭いが透過してしまいます。
②ウンチはなるべくトイレに流そう
当然ですが、臭いの元が少なければ少ないほど臭いは抑えることができます。
軟便で取れない場合は仕方ないですが、取れる分に関してはなるべく取ってトイレに流してしまいましょう。
③臭いの元はウンチだけじゃなく、おしっこも。
おしっこに含まれるアンモニアが臭いの原因となります。
暑い日などはより臭いが強くなる傾向があるので、おしっこだけであっても袋に入れた方が良さそうです。
ニオイポイの匂いへの効果は高いけど…
ニオイポイ専用のごみ袋を使えば解決すると思いますが、如何せんコストパフォーマンスが悪い!
ニオイポイはカセット1につき子どものおしめ1か月分(1日5個換算)が公式の目安だそうです。
つまり、カセット1つにつきおしめ150個(30日分)となり、カセット1個あたり約770円、おしめ1個につき5.13円の金額となります。
ポリプロピレン(PP)の袋を使ってみよう
さて、やっと本題へ入りますよ。
ポリプロピレン(PP)で作られた袋は空気の透過性が低いのは前述の通りです。
この特性を利用しているのがパンの袋です。
酸素を通しにくいため、パンを新鮮な状態に保つことができます。
これは主に外からの酸素の流入防止ですが、当然中からも空気が出ていきません。
空気=臭いと置き換えてもらうと、臭いが外に漏れません。
サイズ的に丁度良い具合なのがこちらのパン袋です。
送料はかかりますが、100枚入りで266円、200枚までは送料200円で送ってもらえます。
送料も含めた1枚当たりのコストは3.66円です。
ニオイポイより安価ですが、このパン袋の場合は2個以上のおしめを入れることも可能ですので、更にコストパフォーマンスは上がります。
1個入れた後は、100均などで売っている袋閉じ用のクリップなどを使うとより便利に使えるかと思います。