新規ジェネリックが多数発売されます【令和2年6月収載予定】

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昨日、やっとアベノマスクが届きましたkobuです。

新型コロナウイルスの影響で仕事が忙しく、また妻の妊娠が分かったりと忙しい日々を過ごしていました。

現在妻はつわりがひどいため、私の実家で子どもと一緒にお世話になっています。

 

さて、今月はメジャーな薬のジェネリックが多数発売されますね。

各薬品のAG(オーソライズドジェネリック)、また個人的な感想も交えて紹介していきます。

アボルブ(デュタステリド)

グラクソスミスクラインから発売されている前立腺肥大の薬です。

AGの他、先発にはない剤型として錠剤を発売するところは以下の通りです。

錠剤を発売
第一三共エスファ、日新製薬、日本ケミファ、日本薬品工業、MeijiSeikaファルマ、陽進堂

AG:武田テバファーマ

カプセルは女性、子どもへの成分の被ばくを避けるために一包化は避けるようになっていました。

今回、錠剤にすることによって、成分被ばくの可能性が抑えられることとなり、一包化に適した剤型となったと考えても良さそうです。

MeijiSeikaファルマによると、錠剤表面からの成分量は検出限界以下となっているようです。
ただし、粉砕、分割は当然ながら被ばくの可能性がありますので避けておいた方が良いでしょう。

薬価(円)
アボルブカプセル0.5mg 214.0
ジェネリック(全製品) 59.3

エディロールカプセル(エルデカルシトール)

令和2年8月3日に発売されました!

骨粗しょう症の薬です。
左が中外製薬、右が大正製薬のものです。毎度思うんですが、併売するならデザイン同じにしてくれないと色々と面倒が起きるので勘弁していただきたいですね。

AG:発売なし

今のところ沢井製薬と日医工のみの発売ですが、沢井製薬のHPにはまだ情報がないのでl発売は未だのようです。

デザイン的には沢井製薬が中外デザインに寄せてきているので、導入はし易いかもしれません。
バラの200カプセル包装は沢井のみとのことです。

薬価(円)
エディロールカプセル0.5μg 69.2
ジェネリック0.5μg 24.9
エディロールカプセル0.75μg 98.2
ジェネリック0.75μg 35.3

ザイザル(レボセチリジン塩酸塩)

グラクソスミスクラインから発売されているアレルギー疾患の薬です。
花粉症でお世話になっている方もいるのではないでしょうか。

AG:武田テバファーマ

先発から発売されていない剤型として、ドライシロップ剤(粉薬)が数社から発売されます。
個人的にドライシロップ剤に関しては高田製薬に絶対的な信頼を寄せているので、おそらく採用候補とするでしょう。

ややこしいのですが、ザイザルはOD錠の発売許可は下りているようですが、実際には製品は出回ってはいません。そのため、数社がOD錠を発売することで事実上剤型の追加となります。

尚、2.5mg錠がジェネリックで規格追加予定のため、今まで算定できていた5mg錠の半錠の自家製剤加算が算定できなくなりますのでご注意ください。

アルミ包装は本当に出しにくいです。ジェネリックが尽くPTP包装になるようですが。

薬価(円)
ザイザル錠5mg 82.5
ジェネリック錠5mg 33.0
ザイザルシロップ1mL 15.3
ジェネリックシロップ1mL 7.7

ゼチーア(エゼチミブ)

MSD,バイエル薬品の併売の高脂血症の薬です。
かなりの市場規模になると思われます。

AG:第一三共エスファ

注意したいのが、AG以外は「ホモ接合体性シトステロール血症」の保険適用がありません。この病気、世界で100人に満たない稀少疾患で難病指定もされています。この適応症に関しては滅多に使わないので、そこまで気にする必要はないと思います。

OD錠は東和薬品のみ発売となります。例のRACTAB(ラクタブ)というやつかと思います。
そもそもの錠剤が小さいので万人受けはしないでしょうが、嚥下困難の方は溶けるに越したことはありません。一定数の需要は見込めると思います。

薬価(円)
ゼチーア10mg 173.2
ジェネリック10mg 63.1

セレコックス(セレコキシブ)

アステラス製薬から発売されているNSAIDS、消炎鎮痛剤です。
発売されてから凄まじいスピードでロキソニンの立ち位置を奪っていった覚えがあります。整形外科で良く処方されるので見たことのある方も多いのではないでしょうか。

AG:ファイザー

人気のある薬だけあって23社より発売されます。

珍しくどのメーカーもデザインは先発品に寄せてきているようです。

取り立ててのコメントはありませんが、PTPの500錠やバラ200錠などの包装を発売するメーカーがあるようです。

薬価(円)
セレコックス100mg 69.0
ジェネリック100mg 19.6
セレコックス200mg 106.3
ジェネリック200mg 30.2

メマリー(メマンチン塩酸塩)

第一三共より発売中のアルツハイマー型認知症の薬です。
従来のアリセプトのようなコリンエステラーゼ阻害剤との併用が可能ということで、一気にメジャーな立ち位置を獲得した薬です。

AG:第一三共エスファ

AGを出すのは良いのですが、デザインが今までにないほど先発と異なります。

いや、ほんと何があったの?っていうレベルで違います。
錠剤はほぼ同じ色調、大きさのようですが、PTPの色がこれだけ違うと認知症の方だとトラブルの元となるかもしれません。

製剤見本を見た中ではMeijiSeikaファルマのデザインが先発品と酷似していましたね。

新規格としてOD錠15mgを数社のみ発売するようです。

15mgで継続して飲んでいる方はそれほど多くはありませんが、あればまあ便利かな?くらいでしょうか。
ただ、処方箋で『メマンチン錠15mg 1錠』とか書かれると在庫が無いときにあたふたしてしまいそうです。

薬価(円)
メマリー錠5mg 134.7
ジェネリック錠5mg 51.1
メマリー錠10mg 240.1
ジェネリック錠10mg 91.5
ジェネリック錠15mg 128.5
メマリー錠20mg 429.5
ジェネリック錠20mg 163.6

その他の新規ジェネリック

その他にもレミニール、ザルティア、ウリトス/ステーブラ、ビビアント、シュアポスト、ディレグラ、アマージといった薬にジェネリックが発売されます。

どれも薬価にかなり差が生まれます。
医療費の削減に直結しますので、積極的に変更をお願いしたいですね。

 

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