薬剤師のチラシ裏

薬剤師の業務にChatGPT(チャットGPT)を導入したらどうなる?メリットをChatGPTに聞いて実践してみた。

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流行りのChatGPT(チャットGPT)を試してみた

ChatGPTには可能性が色々あって、というか色々あり過ぎて良く分からなくなってしまっている筆者です。

せっかくなので、CharGPT自身にウリを聞いてみました。

CharGPTの回答

薬剤師の業務において、ChatGPTはさまざまなメリットを提供します。以下に具体的な例をいくつか挙げます。

  1. 薬物情報の検索: 薬剤師が薬物情報や相互作用、用量、副作用を迅速に調べることができます。これにより、処方箋を適切に評価し、患者に適切なアドバイスを提供することが容易になります。
  2. 患者教育: ChatGPTは、患者に薬物の使用方法や注意事項を分かりやすく説明するための情報を提供できます。これにより、患者は自分の薬物療法を適切に管理し、効果的に利用することができます。
  3. 作業効率の向上: 薬剤師は、薬局の在庫管理や処方箋の調査、患者の薬歴の確認などの業務を効率的に行うために、ChatGPTを活用できます。これにより、薬剤師は時間を節約し、患者に集中することができます。
  4. 薬学研究への貢献: 薬剤師は、最新の薬学研究や臨床試験の情報を容易に検索でき、自分の知識を更新することができます。これにより、薬剤師は患者に最新の治療法や薬物に関する情報を提供することができます。
  5. 柔軟なコミュニケーション: ChatGPTは多言語対応であり、異なる言語を話す患者とコミュニケーションを取ることができます。これにより、薬剤師は多様な患者に適切なサービスを提供することができます。
  6. 電子処方箋の解釈: ChatGPTは、電子処方箋の解釈を助けることができ、薬剤師によるミスを減らします。これにより、患者の安全が向上し、薬剤師の負担が軽減されます。

薬物情報の検索

質問内容

クラリスロマイシン200mg1回1錠、1日2回服用している患者にテオロングを使いたいと医師から相談があった。相互作用を考慮して用量設定はどうすれば良いか?

ChatGPTの回答

回答への評価

一部数値が誤っていますが、おおよそ正確な情報が回答されていることが分かります。

治療範囲内(通常5-15μg/mL)→正しくは5-20μg/mL

患者教育

質問内容

ホクナリンテープを初めて使う患者へ使い方や副作用も含めて分かりやすく説明して。小学生でも分かりやすくしてほしい。

CharGPTの回答

回答への評価

ホクナリンテープが痛み止めらしい。これはやばい。
間違っていると教えてあげないと。

成分名が違う。トルブタリンにも気管支拡張作用あるけどさ。
再度突っ込み。

副作用が微妙だったので突っ込んでみた。

ホクナリンテープに関してはまだまだっぽいです。

作業効率の向上

エクセルの情報処理をしてもらいます。

エクセルのデータをそのままCharGPTのチャット欄に貼り付けます。

20円未満の商品の数をカウントしてもらいます。

ちなみに表形式での出力も可能です。

データがあれば期限管理とかにも使えそうですね。

薬学研究への貢献

薬物情報の検索と重複しているので割愛します。

柔軟なコミュニケーション

多言語対応は強いですね。

上で出てきたホクナリンテープについて聞いてみます。

一応、google翻訳さんにかけてみました。

ほぼ正しい翻訳となっているようです。
筆者はポルトガル語は全く分かりませんが。

電子処方箋の解釈

うちの薬局では未だ対応したことがないため、試すことができません。

おそらく処方箋のPDFデータなりをそのまま貼り付けて解析してくれたりするんでしょうか?