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目次
薬局で時間がかかる原因
調剤に時間がかかる
調剤を行う薬が多ければ多いほどに時間はかかります。
また、一包化だったり、軟膏の混合であったり調剤行為自体に時間がかかるものもあります。
薬の在庫が無い
薬局は全ての薬を備蓄をしているわけではありません。
全品目を揃えようとすると1万種類を超え、在庫への投資が異常な金額となり現実的に経営ができません。
在庫が無い薬に関しては取り寄せるために時間を必要とします。
会計に時間がかかる
保険番号から患者名、病院名、医師名、処方内容と処方箋の内容全てをレセコンへ入力してからでないと会計を行うことができません。
複雑な内容であったりすると更に時間がかかることもあります。
処方せんの内容に不備がある
処方せんの内容に不備がある場合、医師に確認して疑義を明らかにしてからでないと薬を渡すことができません。基本的に電話連絡が多いのですが、医師が診察中であったり、病院が閉まっていたりすると更に時間はかかります。非常に不便ですが、これは薬剤師法で決められており、例外はありません。
時間を有効利用してみる
薬局で時間がかかるのは患者側からはどうすることもできません。
早く仕事を終わりたいのですから、薬局の職員もわざと遅くすることはしません。
薬局の中での作業の効率化は彼らに任せておきましょう。
ではどこで時間を捻出するかということですが、《病院から薬局への移動時間》を有効利用してみましょう。
もっとも、これは《病院から薬局への移動時間》が短いと何も意味はありませんが、長ければ長いほど効果的と言えます。
処方せんをFAXで送る
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これは利用したことがある人も多いのではないでしょうか。
病院で処方せんを出してもらって、病院のFAXコーナーやコンビニ、自宅から薬局へFAXを入れます。
FAXされた薬局は予め処方せんの内容が分かるので、それに基づいて準備することができます。
EPARK(イーパーク)で処方せんを送る
EPARKというサイトで会員登録をすると、インターネット経由で処方せんのデータを薬局へ送ることができます。
- EPARKに登録
- 利用する薬局を登録
- 処方せん内容をカメラで撮影
- 薬局へ処方せんデータ送信
このような流れになります。
基本的なメリットはFAXと大きな違いはありませんが、FAXを探す必要が無く、順番待ちをする必要もありません。
また、このEPARKは飲食店の予約でも利用することができるため、登録をしておくと何かと便利かと思います。
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まとめ
当然、薬局側は患者さんを待たせないように最大限努力すべきですが、薬局での業務を理解すると、時間の短縮が可能な範囲が見えてくるかと思います。
ストレスなく薬局を利用できればいいですね!