薬剤師のチラシ裏

調剤薬局で使うプリンターならCANONのTS203がおすすめ。使い捨てプリンターip2700の後継機ならTS203を選べ!

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薬局で使うなら使い捨てのTS203

筆者

今回は薬局で切っても切れないプリンターのお話です。

後輩

薬局の中はパソコンだらけですもんね。

薬情(説明書)、薬袋、お薬手帳、領収書とか印刷しまくりですもん。

筆者

以前まで使っていたのはip2700という機種。
canonのip2700は格安で使い捨てプリンターという新ジャンルを確立したと言われているよ。

後輩

インクタンクでしたっけ?それが満タンになると機種によっては修理に出すしかないらしいですね。

筆者

そうそう、ip2700のインクタンクは自分では交換できないんだ。

ip2700は最初のインクを含めて3000円を切るくらいの安価で販売されていたもんだから、修理に出すより新しいものを使う方が圧倒的に安くついたんだね。

TS203もインクタンクが満杯になったときは修理事案になるね。

ip2700の後継機はTS203

PIXUS ip2700は2018年2月に販売終了、同じ月の2018年2月22日にPIXUS TS203は発売されました。

TS203はip2700よりも軽く、省スペースで設置できるようになり消費電力も低下、自動電源オフ機能も付きました。給紙枚数も約1.5倍、印刷速度も約1.3倍と明らかな進歩を見せています。

ただ、インクコストが3.6%上昇しているのと、何といっても本体価格が上がっています。

ただ、他のプリンターと比べるとそれでも安い

しかも安いからといって印刷画質が極端に悪いかと言われるとそうでもない。

カラー印刷用としてはややコストが気になるので、薬局で使うなら薬袋、お薬手帳、調剤録などの文字主体の印刷物が合致しているでしょう。

TS203の修理費用

【インクジェットプリンター】 修理料金について (canon.jp)

修理費用は故障個所によらず一律で、TS203なら配送料含めて8,800円です。

販売されている時期にもよりますが、おそらくはAmazonで8800円を上回るタイミングはそうそう無いでしょう。

インクタンクが満タンになった場合はどうしようもありません。メーカー保証期間内の1年、もしくは販売店での保障期間が終了した場合はこの料金で修理となってしまいます。

TS203の替えインク

純正インク(通常用量)

TS203インク通常用量

 

 

型番(色)BC-345(黒)BC-346(カラー)
用量約7.9mL約8.7mL

通常用量の純正インクがこちらです。

黒とカラーのセットでの販売もありますが、やはり高いですね。

セットだとTS203本体と同じくらいでしょうか?

純正インク(大容量)

TS203大容量タイプ

 

型番(色)BC-345XL(黒)BC-346XL(カラー)
用量約15.0mL約13.0mL

大容量タイプがこちらです。型番に『XL』が付いているものが大容量を表しています。

約2倍程度の用量ですが、価格は1.3倍程度なので大量に印刷をする場合はコストパフォーマンスが良いでしょう。

尚、大容量タイプになると完全にTS203本体の価格を上回ってきます。

まとめ

筆者

今回はCANONのTS203の紹介でした。

実際に私の薬局でも1店舗に2台は採用しているので、かなりのハードユーザーと言えるかと思います。

後輩

ううちの薬局のプリンターはTS203だったんですね。

印刷が遅いとか印刷が汚いとかは思ったことはなかったですねー

筆者

スキャナが付いていないので、そういった機能を削っている分安く提供できるんだね。

インクも純正だと安心だけど、使い捨てと割り切るなら詰め替え品とかリサイクル品でも十分かも?インクタンクが怪しくなったら新しく購入するのがお勧め。

案外こういう消耗品が経費として嵩んでくるんだよね。